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奈良 興福寺(4分56秒)

日常の中に在り続ける人々の祈り

監督・ナレーション 河瀨直美

音楽 ハシケン

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奈良県奈良市にある法相宗大本山「興福寺」。

1300年以上前、重い病を患った藤原鎌足の回復を祈願した夫人が、釈迦三尊などの諸仏を安置するために造営した「山階寺」が起源といわれています。

710年の平城遷都でこの地に移され、名前を興福寺と改められました。

1998年には、「古都奈良の文化財」の1つとして世界遺産に登録されています。

天皇、皇后や藤原氏など、時の人々の手で手厚く保護され寺勢を誇った興福寺ですが、明治時代初め一時は廃仏毀釈などで荒れたこともありました。

しかしその後、人々の努力で復興され守られてきたのです。

鎌倉彫刻の特徴を写す「木像金剛力士立像」など、数々の国宝も今に伝わっています。

1000年の時の中で人々の幸せを見守り続けてきた興福寺。

そこには、「20年以上、毎日散歩の途中にお参りをしています」、「傍を通ればごあいさつをと思ってね」と、日常の中で祈りを捧げる人々の姿があります。

 

※参考

http://www.kohfukuji.com/

奈良の世界遺産

http://www.pref.nara.jp/miryoku/ikasu-nara/sekai/

 

撮影日時
2018年3月
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文化風習
奈良市

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