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奈良 十津川村谷瀬(6分52秒)

勝ち負けではない、みんなで共有していく暮らし

奈良県の最南端に位置し、日本一面積が広い村である十津川村。

その集落のひとつ「谷瀬」は、日本有数の長さを誇る谷瀬の吊り橋がある場所です。

「何でも願いを叶えてくれる」と、集落の信仰の中心になっている森山神社の展望台からは、

谷瀬の吊り橋と十津川村の絶景を見渡すことができます。

ここ谷瀬をはじめ十津川村で作られる特産品「ゆうべし」。

柚子を丁寧にくり抜き、米こうじ味噌やそば粉等を混ぜ合わせて詰めて蒸し、

約1カ月の間寒風にあてて乾燥させて作る伝統の保存食です。

かねてから、集落に住む人々の共同作業で作られてきました。

勝ち負けではない、誰かに評価してもらうためではない、住民が共有していく暮らしのために、谷瀬の人々は力を合わせてきました。

今では、その豊かさに惹かれ、この地に移り住む人が増えています。

50人ほどの人口のうち、0〜2歳児が8人。

限界集落だったこの地には、徐々に人が増え始め、希望の光が差しています。

 

※参考

http://totsukawa.info/joho/kanko/

https://nippon-marche.com/introduce/yubeshi/

 

撮影日時
2019年1月
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十津川村

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