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奈良 下北山村(4分35秒)

清流のように澄んだ心で、あるものを受け入れ暮らす

監督・ナレーション 河瀨直美

音楽 ハシケン

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奈良県南東部にある下北山村。

世界遺産の「紀伊山地の霊場と参詣道」に含まれる大峯奥駈道が縦走し、 村内の大部分が吉野熊野国立公園に指定されているほど、雄大で手付かずの自然が残る場所です。

美しく透き通る川には、「清流の女王」とも呼ばれる鮎が泳ぎます。

ただ、下流にダムができたことで、鮎はその境から上がってこなくなりました。

川の近くに住んでいた西村夫妻は、鮎が上がってこない状態を見て それならば自分たちで育てようと思い立ちました。 ダムより上流で養殖して、ホテルやレストランに卸したり、釣り場として提供したりしています。

川を堰き止めて掴み取りをした時には、5000人もの人が訪れました。

都会から遠く離れた山間の村。

近隣の人たちと寄り添うように暮らし、家族を大事にして、つながりを慈しむ。

そんな風に生きる人たちが、この場所にいます。

撮影日時
2021年6月
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下北山村

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